今回は滋賀県草津市の「琵琶湖博物館」に行ってきました!所要時間や見どころ、周辺の観光情報を紹介していきますよ~。
「琵琶湖博物館」とは?
公式サイトにあるとおり、コンセプトは「びわ湖のすべてを感じるミュージアム」。日本最大の湖、琵琶湖をテーマに「湖の生い立ち」「人々の歴史」「自然と私たちの暮らし」を学ぶことができる総合博物館です!
基本情報
琵琶湖博物館の基本的な情報は以下のとおり!
また、館内は広いため、展示を楽しむ所要時間としては3.5~4時間ほど確保しておいたほうがいいと思います。レストランでランチをゆっくり楽しみたい…という希望があるなら、さらに+1時間ほど余裕を持っておきましょう。
- 所在地…〒525-0001 滋賀県草津市下物町1091
- 開館年…1996年(2020年リニューアルオープン)
- 料金(常設展)…一般800円、高校生・大学生450円、小学生・中学生無料
- 開館時間…9時30分 – 17時00分(最終入館 16時00分)
- 休館日…毎週月曜日(祝日の場合開館)
- 公式サイト…https://www.biwahaku.jp/
展示を簡単に紹介!
琵琶湖博物館の展示室は、大きく分けて「A展示室」「B展示室」「C展示室」「水族展示室」「ディスカバリールーム / おとなのディスカバリー」の 5 種類があります。
A展示室 湖の400万年と私たち ~変わり続ける琵琶湖~
琵琶湖が誕生してから今に至るまでの400万年の歴史を、化石資料やジオラマ、模型から学ぶことができます。
B展示室 湖の2万年と私たち 〜自然と暮らしの歴史〜
縄文時代から現代まで、人びとが琵琶湖とともにどう生きてきたかが展示されています。漁師さんの漁撈道具、丸子船、近江の里、宮座の模型やジオラマから、人びとと自然の関わりを学んでいきましょう!
C展示室 湖のいまと私たち 〜暮らしとつながる自然〜
標本やジオラマを通して、琵琶湖に住む魚・虫・鳥といった生きものたちについて学ぶことができます。ミミズの展示もあるので、虫が苦手なひとは気を付けてくださいね…。(私はギャーーーーーーッてなりました)
水族展示室
いちコーナーと侮るなかれ。水族展示室は展示面積約2000平方メートルで、淡水生物の展示としては国内最大級です。水槽トンネルは子どもも大喜び!
また、かわいいビワコオオナマズをはじめとする琵琶湖固有種も見ることができますよ。(ナマズは岩陰で寝ていることが多いですが…笑)
ディスカバリールーム / おとなのディスカバリー
「ディスカバリールーム」は子どもを対象に、化石に触ることができるような体験型の展示を行っている部屋。平日のみ開室のため、筆者は残念ながら見ることができず…。公式サイトを見る限りでは、大人も子どもも親子で楽しめる展示のようなので、ぜひ行ってみてください!
次に「おとなのディスカバリー」は、多数の標本に実際に触れてみたり、古文書の読解に挑戦してみたりと、上記と同様に能動的な体験ができる部屋。「おとなの」と銘打ってはいるものの、小学校高学年くらいであれば十分に楽しめそう。こちらは平日・休日ともに開室しているため、家族で体験してみよう!
レストラン「にほのうみ」
天丼がオススメ!
博物館の中には、ランチを食べられる「ミュージアムレストラン にほのうみ」があります。琵琶湖の形に盛り付けられた「びわ湖カレー」、近江牛を使用した料理など幅広いメニューがありますが…、個人的なオススメは「湖の幸の天丼」!
こちらは琵琶湖の固有種である「ビワマス」と、外来種であるブラックバスを使った天丼。ブラックバスは淡白な白身魚で、非常に美味でした。琵琶湖の魚の問題に思いを馳せつつ、おいしく頂きましょう。
レストラン情報
- 総席数…約70席
- 営業時間…平日 11:00~15:30(お食事 11:00~15:00)、休日 11:00~16:30(お食事 11:00~15:30)
筆者は土曜日のお昼時に行ったのですが、大混雑でした…。休日は混雑覚悟で待機するか、時間をずらして訪れることをオススメします。
なお、レストラン利用のみなら博物館の入館料は不要なので、近隣の方はレストランだけ堪能するのもいいと思います!
周辺の観光情報
草津市立水生植物公園 みずの森
(公式HP:https://www.seibu-la.co.jp/mizunomori/)
ハスやスイレンを中心に、水生植物の展示を楽しめる公園です!温室では冬でもスイレンの花を見ることができますよ。琵琶湖博物館との共通券(一般:890円)もあるので、ぜひ一緒に立ち寄ってみてください。
道の駅 草津
(公式HP:https://www.karasuma.co.jp/)
博物館近くにある、カフェ併設の道の駅です。近江米や近江牛といった特産品が購入できます!車で訪れた際には、行ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
一番の魅力
ここまで琵琶湖博物館の見どころを紹介してきましたが、一番の魅力はなんといっても「展示の幅広さ」だと思います。
公式サイトで確認できる通り、琵琶湖博物館には様々な分野の学芸員さんがいます。動物学、植物学、森林学、地質学、考古学、歴史学、民俗学…。県立の大きな博物館でも、ここまで研究領域が広い分野にわたっていることは中々ないんじゃないでしょうか。
多岐にわたる学問領域の視点から「琵琶湖」について学ぶことができる。それが琵琶湖博物館の最大の特徴であり、一番の魅力だと思います!
どんなひとにオススメ?
琵琶湖博物館は、大人でも子どもでも、家族連れでも友達同士でも、カップルでも楽しめる博物館です!もちろん一人でも最高に楽しいです!
ご紹介してきたように模型・ジオラマを使った展示や体験型のコーナーが多いため、知識があまりなくても楽しむことができますよ。一方で、展示品の解説は子ども向けというわけではなく詳細に書かれているので、じっくり琵琶湖について学びたい!というひとにもオススメです。
まさに、老若男女誰でも楽しめる博物館だとおもいます!
「琵琶湖について学びたい!」というあなたも、「博物館に行きたいけれど、難しい展示はわからないかも…。」というあなたも、「夏だから水辺の涼しいところで遊びたい!」というあなたも!滋賀県を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてくださいね~。